FiiO製の超小型オーディオプレーヤー「M5」が気になる

この数年散々いろいろ試してきたポータブル環境。一時は結構重たいDAPと有線イヤホンを持ち歩いていた。

といっても実際にちゃんと音楽は聴けてない。まず、持ち歩くオーディオ機器やイヤホンが結構な値段なもので、気になってどこでも気軽にというわけにもいかない。歩きながらなんて、なかなか難しく、せいぜいカフェに入り落ち着いた頃おもむろにとりだしてなんてとこだ。

しかし、実際はカフェなどの音の中では、どんな良い機材を使用したとしても、会話の声などで思ったほど落ち着いて良い音でというわけにはいかない。結局家に帰って、夜中静まり返ってからでないと満足できる音では聴けないことに気づいた。

つまり、ポータブルでの高音質環境を求めれば求めるほど、音楽を聴く機会も減るし、良い音で聴くチャンスも少ないということだ。

結局、スマホで完全ワイヤレスのイヤホンでそれなりに聴くというのが、現実的で賢い運用方法だ。

今は、スマホとFOSTEX の TM2という 手持ちのイヤホンを完全ワイヤレス化できるアダプターに装着して聴いている。

お気に入りのイヤホンを手軽に聴けるということで、今の環境にとても満足している。

これで、ポーターブルオーディオ環境構築の迷宮から抜け出せたと思っていたが、甘かった。

イヤホン側がこれで落ち着けたと思ったら、音の送り出し側のプレイヤーのことが気になりだした。

もちろん、スマホ並みのDAPを追加で持ち歩くことには興味ない。これはここ数年の失敗と後悔ででさんざん学習してきたことだ。

しかし、もうすぐ発売予定のFilo製の 「M5」は、わずか数センチの大きさだ。Apple Watchを少し大きくしたくらいのサイズだ。

この大きさで、DACは「AK4377」を搭載。384kHz/24bitまでのPCMに対応。さらにDSDの5.6MHzまでをネイティブ再生できる。

しかも価格は1万円程度という一昔前では考えられないリーズナブルな設定だ。

これがあれば、手持ちのヘッドフォンに取り付ければ、お手軽に室内でヘッドフォンを楽しめそうだ。しかし、本当にこの運用が正解なのかどうか、もう少しじっくりと考えてみたい。